講演録画集

過去に『膵臓がん患者と家族の集い』で行なった講演の動画をまとめました。

    1. 膵臓がんのステージⅣでも使えることもある粒子線治療
    2. ひかりさん 『実母と夫のすい臓がんに寄りそって/いろんな患者と家族のほんとの気持ち』
    3. よしさん『主治医との接し方と病院選択について~私たちの場合~』
    4. 佐藤典宏先生『膵がんで死なない心と体のつくりかた』
    5. 押川勝太郎先生『膵がん治療の7つの落とし穴』
    6. はなかぶさん『がんと生きてきた1年8カ月~治療・生活・仕事~生きるための選択』
    7. キリマンジャロさん『「心の平安」を得るための私の方法』
    8. キノシタさん『膵臓がんから15年、治った理由』
    9. 保坂隆先生『がんは「気持ち」で治るのか?~膵臓がん患者と考える精神腫瘍学~』
    10. きゅんきゅんさん 『オペから4年目を迎えて』
    11. 和田さん 『ステージⅣの膵臓がんで治療4年目を迎えて』
    12. 佐藤典宏先生『膵臓がん患者の運動と食事・サプリメント』
    13. 清水研先生 『もしも一年後、この世にいないとしたら』
    14. 佐藤典宏先生『膵臓がんの標準治療と代替医療』
    15. 押川勝太郎先生 『がん治療の心得は登山と同じと知ってましたか?』

膵臓がんのステージⅣでも使えることもある粒子線治療

2022年4月に、局所進行膵癌(手術不可の場合に限る)に対して、重粒子線・陽子線治療が保険適用となりました。それまでは自己負担金約300万円が必要なので躊躇していた患者さんも、治療の機会を得ることができるようになったのです。

この治療法について、「膵臓がん患者と家族の集い」でも多くの質問が寄せられているので、ミニレクチャーとして、「膵臓がん患者と家族の集い」のサポーターの方から講演をしていただきました。

===========目次============

  • 0:00 インストラクション
  • 03:13 タイトル
  • 03:21 はじめに
  • 04:54 今までに多かった質問
  • 05:23 1.粒子線治療とは何ですか?
  • 06:49 2.適用条件は何ですか?
  • 11:05 3.粒子線の特徴は?
  • 14:18 4.重粒子線と陽子線のどちらを選べば良いですか?
  • 17:49 5.治療可能な拠点病院などはどこですか?
  • 19:43 司会のまとめ

ひかりさん 『実母と夫のすい臓がんに寄りそって/いろんな患者と家族のほんとの気持ち』

福岡を中心に活動している「膵がん患者夫婦の会」「LINEオープンチャット」管理人 ひかりさんの講演録画です。 2013年11月18日、大田区産業プラザPiOでの「膵臓がん患者と家族の会」でご講演をいただきました。

=======目次=========

  • 0:00 オープニング
  • 0:35 自己紹介
  • 0:58 本日お伝えしたいこと
  • 1:24 実母の経緯
  • 2:40 夫の経緯
  • 8:54 治療開始:症状を記録、痛み伝達シート
  • 10:45 抗がん剤治療と緩和ケアもスタート
  • 12:24 助けになったこと
  • 14:49 アンケート調査
  • 17:04 がん相談支援センター
  • 19:38 緩和ケアについて
  • 22:41 痛みは我慢してはいけない
  • 25:23 今、辛いことは何か
  • 26:25 わかってほしい気持ち
  • 27:32 今一緒にやりたいこと
  • 29:00 生活の中で最も大切にしていること
  • 29:57 どんな時に最も家族の愛情を感じるか
  • 30:57 その他・家族に伝えたいこと
  • 32:23 アンケートから見えてきた気持ち
  • 33:24 がんをコントロールしながら日常生活を過ごす
  • 35:26 情緒的サポート
  • 39:27 自宅で快適に暮らすための工夫
  • 42:44 さいごに
  • 43:17 膵がん患者夫婦の会、オンラインすい臓がん患者サロン「オリーブ」の紹介

よしさん『主治医との接し方と病院選択について~私たちの場合~』

2023年9月24日『膵臓がん患者と家族の集い』での講演

膵臓がん患者のご遺族となられたよしさん。

奥様の膵臓がん告知に驚きながらも、まだ小さいお子さんの世話をしながら奥さんの介護、病院選びなど、情報収集もすばらしいスピードで対応しました。

その間の思いや得られた膵臓がんに関する貴重な情報、患者や家族のあり方など、多面的に語っています。

膵臓がん患者とご家族必見です。

******** 目次 **********

  • 0:00 自己紹介
  • 01:15 治療経緯(概略)
  • 03:02 本日お伝えしたいこと
  • 03:23 1.治療当初に行ったこと、主治医との接し方
  • 21:31 2.セカンドオピニオンを通じた病院選択
  • 31:01 3.緩和ケアにおける選択(在宅看護or緩和ケア病院)
  • 39:26 ~最後に・・・本日お伝えしたいこと~

佐藤典宏先生『膵がんで死なない心と体のつくりかた』

2023年4月30日『膵臓がん患者と家族の集い』での講演

講演に続いて、参加者から寄せられた数々の質問にお答えいただきました。

* 目次 *
0:00 導入部
05:12 講演 「膵がんで死なない心と体の作り方」
06:37 自己紹介
08:58 『メンタル』
09:36 奇跡的治癒とはなにか「こころの重要性」
11:00 1.がんを受け入れ、必要以上に恐れない
11:33 2.いつも笑顔でいる
11:58 3.自分でできること(セルフケア)を探す
12:22 4.経過に一喜一憂せず、前向きに考える
12:55 5.趣味や好きなことを諦めない
13:40 6.周りの人に甘えず、自分の役割を放棄しない
14:46 7.感謝の気持を忘れない
15:00 『運動』
23:10 がん患者における筋肉量減少
35:18 『栄養』
50:45 膵がんと腸内細菌の関係
53:25 ①口腔ケア
53:35 ②プロバイオティクスとプレバイオティクス
55:14 ③運動をする
55:36 サプリは必要?
1:02:04 一日一日を、いい日にするためにできること
1:02:35 1.瞑想
1:02:38 2.アファメーション
1:03:03 3.イメージング
1:03:43 4.読書
1:05:33 日記(日誌)
1:06:29 運動
1:06:57 まとめ
1:09:08 事前の質問への回答

押川勝太郎先生『膵がん治療の7つの落とし穴』

2023年2月26日『膵臓がん患者と家族の集い』での講演

はなかぶさん『がんと生きてきた1年8カ月~治療・生活・仕事~生きるための選択』

2023年1月29日『膵臓がん患者と家族の集い』でのはなかぶさんの講演

  • 告知:2021年5月
  • 腫瘍部位:膵尾部
  • 転移:腹膜播種
  • ステージ:Ⅳ(手術はできなかった)

主治医からは標準治療以外は勧められないと言われていましたが、この会でハイパーサーミアを多くの方がやっていると知り、治療に取り入れました。 がん告知から現在までの治療の経緯についてと、がんになってよかったと考えるようになった変化についてお話したいと思います。

★★ 目次 ★★

00:00 はじめに

02:00 治療歴について

06:50 病院の選択

09:42 化学療法の選択

12:33 標準治療以外の選択

19:15 主治医との関係

22:08 仲間を作る

24:57 副作用とその対策

32:22 がんになって良かったこと

37:50 まとめ

キリマンジャロさん『「心の平安」を得るための私の方法』

2023年1月29日『膵臓がん患者と家族の集い』でのキリマンジャロさんの講演

  • 告知:2019年7月
  • 腫瘍部位:膵体部・膵尾部
  • 転移:肝臓 ・ステージ:Ⅳ(手術はできた)

この患者の会の集まりでご自身の症状を冷静にお話しする人たちに出会い私自身の病気との向き合い方が変わりました。 がん治療において「心の平安」の大切さを日々実感しています。 抗がん剤治療が功を奏し安定を保っています。今後の抗がん剤治療についてどうするか検討しています。

★★ 目次 ★★

00:00 はじめに

01:45 私の治療状況

07:15 代替療法~運動と心の平安

09:02 ことばの力を借りる~「よっしゃ!」

16:33 ネガティブな心とポジティブな心のイメージ

21:23 呼吸の力を借りる

22:14 丹田呼吸法

24:01 丹田呼吸法(藤麻美子式)のやり方

24:50 丹田呼吸法の効果

26:58 丹田呼吸法の効果のイメージ

29:16 丹田呼吸&スクワット(動画)

33:32 イメージの力を借りる

39:41 まとめ

キノシタさん『膵臓がんから15年、治った理由』

2022年10月23日大田区産業プラザPiOでの『膵臓がん患者と家族の集い』における講演です。

告知から15年の節目に、膵臓がんとの闘い方、がんに対する考え方などをお話しました。 講演では、佐藤先生の動画やサイモントン療法の音声が出ていなかったので、その部分は置き換えてあります。

   ★★ 目次 ★★

  • 00:00 はじめに
  • 00:06 おことわり
  • 00:48 病歴:人生で、二度のがん
  • 03:34 ジェムザールの承認ヘ向けた署名活動
  • 06:10 告知から手術まで
  • 11:09 告知時の心境
  • 14:26 統計どおりに死ぬことはない
  • 17:04 なぜ完治できたのか
  • 18:52 統合医療の役割と意義
  • 28:25 私の代替療法
  • 29:18 健康食品、サプリメント 佐藤典宏先生の動画
  • 31:59 食事と運動
  • 36:34 心と身体
  • 38:05 精神神経免疫学からー心と癌の関係
  • 39:46 がんとストレス
  • 41:30 心理的因子と乳がん患者の生存率
  • 42:44 自然治癒・奇跡的治癒
  • 45:18 心の平安を得るために
  • 45:42 サイモントン療法
  • 47:11 がんとは闘え、死とは闘うな
  • 49:57 がんは複雑系
  • 56:25 がんと闘う視点

保坂隆先生『がんは「気持ち」で治るのか?~膵臓がん患者と考える精神腫瘍学~』

2022年6月26日 『膵臓がん患者と家族の集い』でのご講演

保坂隆 先生 保坂サイコオンコロジー・クリニック院長 前・聖路加国際病院精神腫瘍科部長、リエゾンセンター長

CT検査の結果が出るのが怖い。再発や転移と言われたらどうしよう。
がん患者さんなら誰しもが同じ思いをしています。
手術ができずにいつ終わるかもわからない抗がん剤治療を考えると、気持ちが落ち込み絶望的になります。
精神腫瘍学は、がんが患者や家族の精神にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問であると同時に、心の在り様ががんにどのような影響を与えるのかということを研究する学問分野でもあります。
『ステージ4をぶっ飛ばせ!~がんに負けない生き方』や『がんでも長生き心のメソッド』『がんでも、なぜか長生きする人の「心」の共通点』といった著作で実例を紹介しながら、がん患者さんに「こころの在りよう」の大切さを説いておられます。ステージ4でも膵臓がん患者が長生きできる秘訣を、保坂先生と一緒に考えてみませんか。

きゅんきゅんさん 『オペから4年目を迎えて』

2022年4月24日 『膵臓がん患者と家族の集い』でのきゅんきゅんさんの講演 自称「死ぬ死ぬ詐欺師」のきゅんきゅんさん。

ユーモアあふれるブログ「調律師 きゅんきゅんの.」でもおなじみです。

2019年2月に閉塞性黄疸から膵癌が見つかり、膵頭十二指腸切除術をおこなって4年目に入りました。この間、TS-1単剤、アブラキサン&ジェムザール、mFOLFIRINOX、化学放射線療法(ジェムザール&IMRT)をおこない、現在は緩和ケアも受けつつオニバイドを投薬中です。

さて、どこまで生きられるかと、自問しながらも、心のケアやアドバンス・ケア・プランニング(ACP)への関心も忘れません。がんのことはひとまず措いて、日々の生活を楽しむことにも力を入れている「河内乙女≒河内のおっさん」です。

このようなきゅんきゅんさんの治療への取り組みと生き様をお話していただきます。

和田さん 『ステージⅣの膵臓がんで治療4年目を迎えて』

2022年2月27日

2019年1月にステージⅣの膵尾部がんを告知されました。
手術は不可で、肝臓、リンパ節と肺への転移、腹膜播種もあります。
さまざまな代替療法も併用し、一次治療のmFOLFIRINOXを3年(70回超)も継続できており、現時点で副作用も比較的軽く、病状は安定しています。
普通の生活ができていることに感謝しつつも、今後に備えて膵臓がんに関する情報を幅広く収集しています。
膵臓がんに対して取り組んできたこと、治療に対する考え方などをお話できたらと思います

佐藤典宏先生『膵臓がん患者の運動と食事・サプリメント』

2021年12月12日にオンラインで開催しました。非常に長いご講演で参加者からの質問もあるので2分割して掲載します。

「不安で不安でたまらない気持ちでしたここに参加しましたが、他の皆さん方の元気と膵臓がん立ち向かう姿を拝見して、私も元気を頂きました。希望が湧いてきました」と涙ながらにおっしゃる方がいらっしゃいました。

第一部 講演

第二部 質問と回答

清水研先生 『もしも一年後、この世にいないとしたら』

2020年12月12日

「人間は誰しもいつかは死ぬ」
分かっているつもりでも、自分にはまだ多くの時間があると根拠もなく思うものです。しかし、膵臓がんになると、そうした呑気な思いが打ち砕かれます。人によっては数ヶ月後には「この世に自分は存在しない」ことが高い確率で現実になるのです。
この根源的な絶望感や恐怖に、どのようにして立ち向かっていけばよいのか。また、他のがん患者さんは残された日々をどのように過ごしてきたのか。
死を覚悟した膵臓がん患者さんにとって、望ましい生き方とは?
がんと精神との関係では、精神ががんに及ぼす影響も無視できません。こうしたことを清水先生と一緒に考えてみませんか。

佐藤典宏先生『膵臓がんの標準治療と代替医療』

2020年9月21日

佐藤典宏先生の講演をメインとする『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会は大変充実した内容でした。 講演内容をYouTubeにアップしたので、膵臓がんを告知されて間もない方、治療法に悩んでいる方も、ぜひ御覧ください。

3時間半にわたる交流会でしたが、ご講演の佐藤典宏先生、参加者の皆様、お疲れさまでした。

佐藤先生の講演の特徴は、膵臓がんでは標準治療と代替医療をうまく組み合わせて、自分にあった治療をすること、セルフケアも大切という内容で、膵臓がん患者にとっては希望の持てる嬉しい内容でした。

膵臓がんの標準治療と代替医療(50:41)

膵臓がんの研究の進歩と最新治療(18:37)

膵臓がんを克服するために自分でできること(39:23)

佐藤先生への質問と回答(40:03)

膵臓がんが治るためには・・・

押川勝太郎先生 『がん治療の心得は登山と同じと知ってましたか?』

2020年1月18日

<主な内容>【前編】

  • 膵がん患者が亡くなるときはみんながんで死ぬと思っていませんか?
  • 標準治療では全然足りないと思っている方、標準治療は簡単に手中にでき
    ると思ってるいませんか?
  • 抗がん剤治療の第一目標は治療効果ではないと知っていましたか?
  • 治療に希望は必須です。しかしもっと不幸になるような希望を望みますか?
  • がん予防のための食事はがん治療中にやると超危険な理由
  • 食事療法でがん発症リスクを少し下げようとかしてると、逆に寿命が短くなる理由

<主な内容>【後編】

  • 先進医療の別名は〇 〇医療
  • 受け持ち膵がん再発患者が100回以上のゲムシタビン投与で完治した理由
  • 代替補完医療を併用すると死亡リスクが2倍となる理由
  • 体型と体重減少のベクターが運命を決める
  • 膵がん患者はどんな経過をたどるのか
  • 早く亡くなる人と長期生存できている人の違いは?
  • がん患者の新しい武器・質問促進パンフレットとは?
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