第2回「膵臓がんサロン」熱のこもった集まりでした。

昨日は2回目の「膵臓がんサロン」でした。初めての方が2名、リピーターさんも交えて、熱く語り合いました。

半年前に、42歳の妻の膵頭部にステージⅣの腫瘍が見つかり、遺伝子検査や臨床試験などにもチャレンジしたが、良い結果を得ることができなかったと話す方。しっかりと情報も集め、よく勉強されていました。

「色々と考えて調べることも大切だが、足の速い膵臓癌ですから、迷っていると取り返しのつかないことになりますね」と気づいたことを述べてくれました。

小学生と幼い二人の娘さんがいて、子供の世話、奥さんの介護に仕事にと、頑張っておられます。体を壊さないようにしてほしいなと願っております。

もうひとかたは、まだ確定ではないが80歳のお父さんが膵臓癌の疑い。確定診断に時間がかかっており、足の速い膵臓癌なので不安ですとおっしゃいます。

まだ薬の名前や検査の方法、専門用語などもなじみがない状態で、これから知識を勉強しますとおっしゃいます。

「がん情報サービス」などの信頼のおけるサイトで基本的な知識を身につけてください。また腫瘍の大きさと位置それに数、転移があるのかないのか、主治医にこれを確かめるようにとアドバイスしました。

もうひとかたは、地方なので近くにはがん患者さんがいない。膵臓がんの患者さんなどは聞いたこともない。不安で不安で仕方がなかったが、「膵臓がんサロン」に参加できて本当に嬉しいと涙ぐんでいました。

たくさんの膵臓がん患者さんや家族が参加して、経験や意見を聞くことのできる『膵臓がん患者と家族の集い』も貴重ですが、少人数で2時間ほどじっくりとお話を聞くことができ、こちらの意見を述べてアドバイスもできる、こうした機会もやはり必要ですね。

4月24日はリアルとリモートのハイブリッド開催の『膵臓がん患者と家族の集い』があるので「膵臓がんサロン」は次回は5月になります。

どちらにも奮ってご参加ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました